巨人など6球団が1枠余す…12球団の支配下人数が確定 直前には駆け込み登録も続々

NPB発表
日本野球機構は31日午後5時、野球協約第64条に規定される新規選手契約可能期間、および第108条に規定される選手契約の譲渡可能期間が終了したことを発表した。今後はシーズン終了の翌日まで、ウエイバーの請求による選手契約の譲渡を除き、支配下選手契約の譲渡・受入はできなくなる。70人の支配下枠を使い切ったのは計6球団。巨人などの6球団は「69」にとどめた。
期限最終日のこの日、西武は育成の浜屋将太投手と支配下契約を締結。ロッテは吉川悠斗投手と契約を結んだ。楽天は辰見鴻之介内野手を支配下契約した一方で、ニック・ターリー投手をウェイバー公示にかけた。また、阪神から今年メジャー挑戦した青柳晃洋投手は、登板することなく帰国。ヤクルトの入団会見に臨んだ。
前日30日にはオリックスが入山海斗、横山楓両投手を育成から昇格させるなど、7月末に各球団は支配下枠の整理を行った。結果的に70人枠を全て埋めたのは、DeNA、阪神、広島、楽天、西武、ロッテの6球団だった。
一方で、1枠を残したのが巨人、ヤクルト、中日、日本ハム、オリックス、ソフトバンクの6球団だった。また、NPBは各球団の育成選手の保有人数も発表しており、セ・リーグでは35人の巨人が最多、パ・リーグでは51人のソフトバンクが最多を数えた。
(Full-Count編集部)