日本去り2年…超打高メキシコで“皇帝”に君臨 安樂がリーグ最多20S、見据える初タイトル

メキシコで2年目のシーズンを戦っている安樂
元楽天の安樂智大投手は、現在メキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズで2年目のシーズンを戦っている。今季は本格的に守護神として起用され、7月31日(同8月1日)時点でリーグトップとなる20セーブをマーク。チームトップの44試合に登板し、今季もフル回転を見せている。
楽天時代に3年連続で50試合登板した右腕は、異国でもタフネスぶりを見せている。ここまで83試合中44試合で登板。7月30日(同31日)には球団史上9人目となるシーズン20セーブに到達した。
安樂は楽天で通算231試合に登板も、2023年11月に複数の選手がハラスメント行為を球団に訴えたとされ、契約保留者名簿に記載されなかった。その後、レッドデビルズに入団し、昨年はトレバー・バウアー投手(現DeNA)らとともにプレー。47試合で1勝2敗4セーブ、防御率3.50の成績で南地区優勝に貢献し、「El Emperador(皇帝)」の愛称で親しまれるようになった。
標高2240メートル超の高地にある球場を本拠地とし、打率.350以上の打者が23人いるという超打高のメキシカンリーグで、安樂はここまで1勝1敗、防御率2.93と好投。リーグ首位を走るチームを支えている。
(Full-Count編集部)