山本由伸に敵将脱帽「爆発的な球」 6回途中6K無失点…感じた凄み、攻略は「困難だ」

ドジャース・山本由伸【写真:ロイター】
ドジャース・山本由伸【写真:ロイター】

6回途中6K無失点…メジャー2年目で初の2桁勝利

【MLB】ドジャース 3ー0 レイズ(日本時間4日・タンパ)

 ドジャースの山本由伸投手が3日(日本時間4日)、敵地でのレイズ戦に先発登板。5回2/3で88球を投げ、5安打6奪三振無失点で今季10勝目をあげた。試合後、レイズのケビン・キャッシュ監督は、直球も変化球も見事に操った山本を「(打ち崩すのは)困難だ」と敵ながら称えた。

 今季21試合目のマウンドとなった山本は、気温35度という中で粘りの投球を見せた。初回と2回はともに1死から走者を許すも、後続を封じて無失点。3回は3者凡退、4回は先頭のカミネロに右安打を浴びたが、その後は左直、見逃し三振、空振り三振に封じて、無失点を継続した。

 5回は1死一塁からバントを捌いて一塁に送球するも、フリーマンが捕球できず一、三塁のピンチに。それでもディアスを二飛、ローを空振り三振に仕留めた。6回は2死からキム・ハソンに左前打を許したところで降板。敵地に応援に駆け付けたファンはスタンディングオベーションで称えた。

 山本はこれで自身のメジャーキャリア初となる2桁勝利に到達。試合後、キャッシュ監督は山本について「彼は力強い速球を投げ、かなり爆発的な球を投げる。体格はそれほど大きくないが間違いなくパワーピッチャーのような投球をする」と称賛した。

(Full-Count編集部)

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