わざとギリギリ? 8万5000人が驚いた怪物の守備「クレイジー」…まさかの一投に米騒然

メジャー屈指の韋駄天が肩でも魅せた
【MLB】ブレーブス 4ー2 レッズ(日本時間4日・ブリストル)
試合会場にふさわしい音速のような送球だった。レッズのエリー・デラクルーズ内野手が3日(日本時間4日)にテネシー州のブリストル・モーター・スピードウェイで行われたブレーブス戦で、超メジャー級の爆肩を披露して話題を呼んでいる。
メジャーリーグで初の試みとなるサーキット内に特設された球場で行われた一戦「スピードウェイ・クラシック」に「3番・遊撃」で先発出場。見せ場となったのは3回2死、ブレーブスのウィリアムズが放った平凡な遊ゴロを捕球すると、少し間を置いてからレーザービームのような送球を披露し、一塁で間一髪のタイミングでアウトとした。
このプレーを米メディア「トーキン・ベースボール」の公式X(旧ツイッター)は「エリーは、ランナーが近づいてくるのをわざと待って、からかっていただけだと思う」と動画付きで紹介。MLB公式Xは「このエリー・デラクルーズの投球は、一瞬で一塁に到達した」と、その強肩を強調した。
遅れて送球したことにSNSでは「これはすごい」「エリーこれはクレイジーだろ(笑)めちゃくちゃギリギリすぎる」「何マイルだったのか教えてくれ」「エリーの肩は本当にアンリアル」「確かに素晴らしい肩だが、判断が遅い」「なんでこんなに長く待ったんだ?」「いや、さっさと投げろよ」などと賛否も出ている。とはいえ、MLB初のイベント「スピードウェイ・クラシック」の名にふさわしいインパクトを残したのは間違いなさそうだ。