ヌートバー、来春WBCに「ぜひ参加したい」 侍J“再選”を熱望…第5回大会は「人生最高の経験」

ドジャース戦に出場したカージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:イワモトアキト】
ドジャース戦に出場したカージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:イワモトアキト】

ドジャース戦は9回に安打&好守で勝利に貢献

【MLB】カージナルス 3ー2 ドジャース(日本時間5日・ロサンゼルス)

 カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が4日(日本時間5日)、ドジャースタジアムでのドジャース戦後に取材に応じ、2026年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で野球日本代表「侍ジャパン」入りを熱望した。

 ヌートバーは2023年WBCに日系選手では初めて侍ジャパンに選出。栗山英樹監督の元で日本代表の「1番・中堅」を担い、7試合で.424という高い出塁率を残した。出塁した際の“ペッパーミル・パフォーマンス”は日本国内で大流行し、攻撃的な守備でも侍ジャパンを何度も救った。

 この日、9回にヒットを放って勝ち越しの呼び水となると、その裏にはムーキー・ベッツ内野手の安打性の打球をダイビングキャッチ。反撃の芽を摘むプレーで勝利に貢献した。

 興奮のまま取材に応じたヌートバーは、侍ジャパンでチームメートだった大谷、山本由伸投手、佐々木朗希投手との対戦についての気持ちを問われると、「(WBCで)彼らと一緒にプレーできたことは、今までの野球人生で最高の瞬間だった。楽しかったよ。彼らは本当に良いチームメートで、とても歓迎してくれて、私にとって最高だった」と笑顔を見せた。

 続けて「今、ここで彼らと対戦できるのもとても楽しいんだ。一塁にいた時、ショウウヘイが冗談を言ってきた。本当に楽しかったよ。彼らは本当に素晴らしいチームメートであり、良い選手。なので、彼らと競い合えるのはとても楽しいんだよ」とヌートバー。半年後に控えたWBCについては「どうなるか見てみよう。僕としては、あのチームで自分の居場所を勝ち取りたい。その為には、良いプレーをしなきゃいけない。そうなるように願ってるよ。もし機会があれば、ぜひ参加したいね」と意欲を口にした。

 ヌートバーは第5回大会後から、2026年のWBC出場について意欲を見せてきた。今年6月にドジャースがセントルイスを訪れた際にも取材に応じ、侍ジャパンへの再選に意気込みを語っていた。

(Full-Count編集部)

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