佐々木朗希は復帰後も「先発投手だと認識」 ド軍指揮官、ブルペンの可能性は「回答は控える」

試合前、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】
試合前、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】

佐々木朗希の復帰に期待と注文

【MLB】ドジャース ー カージナルス(日本時間6日・ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はは5日(日本時間6日)、本拠地のカージナルス戦前に取材に応じ、負傷者リスト(IL)から8月下旬の復帰を目指している佐々木朗希投手についてコメント。「彼を先発投手だと認識している」と今後も先発起用を続ける方針を明かす一方で、ブルペン起用の可能性については「回答は控えておく」と含みを持たせた。

 佐々木以外にも、タナー・スコット投手、マイケル・コペック投手らがブルペン入りしていることで「投手陣は前進している」と強調。佐々木については「米国野球を理解することや、身体の状態をロウキから聞いたと思う。この経験から何か学べたことは、とても前向きなことだ。今後(投手陣の層が)強化される」とコメントした。

 佐々木は8日(同9日)のブルージェイズ戦前に3度目となる実戦形式の投球練習「ライブBP」が予定されており、「現状決まっているのは、今週末に3イニング投げるということ。そのあと、強度を上げていく」と復帰プランを明かした。

 復帰後の起用については「彼を先発投手だと認識している。先発投手は(怪我などで)どうなるか分からない」と語り、先発を続ける考えを明かした。ブルペンで起用する可能性を問われると「うーん、その質問に対する回答は控えておく。分かっていることは、13人のベストピッチャーを連れていくということ。ロウキがその一員であれば、グレートだ。でも、そうでなければ、(ポストシーズンのロースターから)彼は外れる」と答えるにとどめた。

 メジャー1年目の佐々木は、今季8試合で1勝1敗、防御率4.72。右肩インピンジメント症候群で5月13日(同14日)にメジャー初のIL入りとなっていた。

(Full-Count編集部)

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