「角度詐欺かと…」佐藤輝明の29号にX“ドン引き” ドラ1左腕もぼう然「早くメジャーに」

金丸夢斗のスライダーをバックスクリーンに29号
■中日 ー 阪神(7日・バンテリンドーム)
阪神・佐藤輝明内野手が7日、バンテリンドームで行われた中日戦で29号ソロを放った。広い敵地のバックスクリーンに届く豪快弾に「えぇ……これで入るんすか」「サトテル早くメジャー行ってくれ」とファンも脱帽している。
異次元の“伸び”でスタンドに突き刺さった。2-5とリードされて迎えた4回、先頭の佐藤輝はカウント1-2から金丸夢斗投手の4球目、甘く入ったスライダーを振り抜いた。ライナー性の打球は勢いを衰えることなく、そのままバックスクリーンまで届く一発となった。
DAZNの解説をしていた中日OBの川又米利氏は「佐藤がバンテリンドームで打つと狭く感じますね」と舌を巻いた衝撃の一打に、SNS上のファンも「バンテリンのバックスクリーンって」「角度詐欺のセンターライナーかと思ったら一瞬で岡林が見送ってて引いた」「サトテルやばすぎるだろ」よ脱帽した他、「はよメジャー行けや」「どうやって抑えたらええんや」となかば“諦めムード”だった。
佐藤輝はこれで29本塁打、73打点とし、セ・リーグ2冠を独走。自身初のタイトルに加えて、阪神ではランディ・バース以来、39年ぶりの本塁打王も見えてきている。