パドレス、首位ドジャースに2G差急接近 約2か月ぶり…終盤逆転で猛追、イグレシアスが決勝打

ボガーツが7回に反撃のソロ…イグレシアスが勝ち越し打
【MLB】パドレス 3ー2 Dバックス(日本時間7日・フェニックス)
パドレスは6日(日本時間7日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に勝利した。2試合連続で終盤に逆転に成功。首位のドジャースがこの日カージナルスに敗れたことで、ゲーム差は「2」となった。ドジャースが地区2位とのゲーム差が2となるのは、6月15日(同16日)以来となる。
先発のネスター・コルテスJr.投手は初回にコービン・キャロル外野手に23号ソロを許すと、2回にも失点。それでも、5回途中まで投げ、後を継いだジェイソン・アダム投手、エイドリアン・モレホン投手が相手打線をほぼ完璧に封じた。
アンソニー・デスクラファニ投手ら小刻みなダイヤモンドバックスの継投に抑え込まれたパドレス打線だったが、7回にザンダー・ボガーツ内野手が反撃の9号ソロで1点差とすると、9回には夏のトレードでオリオールズから加入したライアン・オハーン内野手が同点弾を叩き込んだ。さらにチャンスを作り、ホセ・イグレシアス内野手が勝ち越し打。その裏を抑えて勝利を手にした。
ナ・リーグ西地区は開幕からドジャースが圧倒的優位にその座をキープし、7月3日(同4日)時点では今季最大の9ゲーム差をつけていた。しかし、7月以降は足踏みが続き、この日はカージナルス3連戦に負け越し。パドレスに背中を捉えられている。ここ数年は激しいライバル関係が続くドジャースとパドレス。今季も終盤まで優勝の行方は分からないかもしれない。
(Full-Count編集部)