楽天育成左腕が7回2失点で8勝目 ロッテは助っ人が8号3ラン…10日のパ・リーグ2軍

オイシックス戦に先発した楽天・王彦程【画像:パーソル パ・リーグTV】
オイシックス戦に先発した楽天・王彦程【画像:パーソル パ・リーグTV】

西武・山村は3安打2死球で全5打席出塁

 パ・リーグ球団主催のファーム公式戦が10日、3試合が行われた。ロッテ浦和球場で行われたロッテとDeNAの一戦は6-4でロッテが勝利した。ロッテは3回、スティベン・アセベド外野手の8号3ランで先制。5回以降も茶谷健太内野手の1号ソロなどで追加点をあげた。

 先発した西野勇士投手は、5回5安打4奪三振2失点の投球。2番手以降は長島幸佑投手、東妻勇輔投手、坂本光士郎投手による3投手の継投で逃げ切り連敗を3でストップ。西野は2018年以来となる2軍戦白星をマークした。

 CAR3219フィールドで行われた西武-ヤクルトの試合は2-3で西武が敗れた。西武は初回、山村崇嘉内野手の適時二塁打で先制。3回にも松原聖弥外野手の適時打で1点を追加した。

 しかし7回、3番手の佐藤隼輔投手が濱田太貴外野手に逆転となる2号3ランを被弾しこれが決勝点となった。打線では山村が5打席で3本の二塁打と2四球で全出塁、松原は3安打を放つなど、4回以降も走者を出す場面が多かったが得点を奪えず接戦を落とした。

 森林どりスタジアム泉で行われた楽天-オイシックスは、6-2で楽天が勝利した。打線は2回、2死一、二塁から青野拓海内野手の適時打などで3点を先制。3回に1点、4回にも敵失策などが絡み2点を追加しリードを広げた。

 先発・王彦程投手は、初回を3者凡退、2回は四球を許すも後続を併殺に仕留めるなど3人で退け、快調な立ち上がりを見せた。7回に2点失点するも、要所を締める投球で7回5安打6奪三振3四球2失点。しっかりと先発の役目を果たし育成左腕が8勝目をあげた。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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