イチロー氏の銅像建立へ、2026年にお披露目 永久欠番セレモニーで球団が発表

記念式典に登場したイチロー氏【写真:アフロ】
記念式典に登場したイチロー氏【写真:アフロ】

マリナーズのスタントン会長が発表

 イチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)の現役時代の背番号「51」がマリナーズの永久欠番となったことを記念する式典が9日(日本時間10日)、マリナーズ本拠地のT-モバイル・パークで開かれた。セレモニー中にイチロー氏の銅像建立が発表された。

 イチロー氏が登場すると本拠地は大歓声に包まれ、スタンディングオベーションが起きた。永久欠番セレモニーにはランディ・ジョンソン氏、ケン・グリフィーJr.氏、アルビン・デービス氏ら数々のレジェンドが出席し、イチロー氏の功績を称えた。

 バックスクリーン横からスーツ姿のイチロー氏が登場すると、球場は拍手喝采。イチロー氏は弓子夫人とハグを交わした。セレモニーではマリナーズのジョン・スタントン会長が「我々はイチローの功績を称え、銅像を建てます」と発表。銅像は2026年に本拠地Tモバイル・パークに完成予定とのこと。

 1月に野球殿堂入りが決まったことを受け、マリナーズはイチロー氏の51番を永久欠番にすると発表。7月27日(同28日)には、ニューヨーク州クーパーズタウンで表彰式典に出席していた。日米通算4367安打を放ったイチロー氏の功績が、新たな形で次世代へ残されていくことになる。

【実際の様子】突然発表されたイチロー氏の銅像にファン歓喜

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