満票殿堂入りリベラ氏がアキレス腱断裂… ヤンキースOB戦でまさかの事態発生、米報道

OB戦で負傷
メジャー歴代最多セーブを誇る鉄腕が不運に見舞われた。ヤンキース一筋で通算652セーブを記録したマリアノ・リベラ氏が、9日(日本時間10日)にヤンキースタジアムで行われたオールドタイマーズ・デイ(OB戦)でアキレス腱を断裂する大怪我を負った。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のヤンキース番クリス・カーシュナー記者が伝えた。代理人のフェルナンド・クーザ氏によると、リベラ氏は断裂したアキレス腱の修復手術を受けることになるという。
リベラ氏は盟友アンディ・ペティット氏から左前打を放ち一塁に走るなど、軽快な動きを見せていた。その後、ウィリー・ランドルフ氏の打席で、中堅を守っていたリベラ氏は転倒していた。記事によると、OB戦に参加したロジャー・クレメンス氏は「我々は(負傷した箇所は)ハムストリングだと思っていたが、それよりも少し酷そうだ」とコメントした。
リベラ氏は1997年からヤンキース不動のクローザーとして通算652セーブをマーク。5度のワールドシリーズ制覇に貢献し、米国野球殿堂にただ1人満票で選出されている。通算1115登板を誇り、1996年から2011年まで16年連続で40試合以上に登板していた。
(Full-Count編集部)