前田健太、新天地で6回7奪三振1失点の好投 ヤ軍マイナーで初登板、メジャー復帰へアピール

今季3球団目のマウンド
カブスを退団し、ヤンキースとマイナー契約を結んだ前田健太投手が9日(日本時間10日)、ヤンキース傘下3Aスクラントンの一員として、フィリーズ傘下3A戦に初登板。6回7奪三振、5安打1失点と好投し、新天地で幸先の良いスタートを切った。
初回は一ゴロ、投ゴロ、スプリットによる見逃し三振と上々の立ち上がりを見せた。2回には先頭打者に二塁打を浴びるも、落ち着いて後続を断つと、その後もスコアボードにゼロを並べ続けた。6回には1死から左前打を浴びると、捕逸で二塁への進塁を許し、適時二塁打を浴びて先制を許すが、最少失点で切り抜けた。
ドジャースとツインズを経て、2023年オフにタイガースに加入。移籍2年目の今季は救援投手として開幕を迎えたが、7試合登板で防御率7.88だった。
5月1日(日本時間2日)にメジャー出場前提の40人枠から外す措置(DFA)となり、アンコンディショナル・リリース・ウェーバー(無条件リリース・ウェーバー)を経てカブスとマイナー契約を結んだ。
カブスでメジャー昇格を目指したが、傘下3Aアイオワでは12試合に先発して3勝4敗、防御率5.97だった。8月2日(同3日)にオプトアウトを選択して退団していた。
(Full-Count編集部)