特大40号よりも…大谷翔平が真っ先に称えた同僚 帰ってきた投打の“ヒーロー”に敬意

2023年から3年連続でシーズン40本塁打以上
【MLB】ドジャース 9ー1 Bジェイズ(日本時間10日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたブルージェイズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。5回に3年連続4度目となる40号本塁打を放った。試合後は自身のインスタグラムを更新し、自らの本塁打よりも同僚の活躍を称えた。
5回に迎えた第3打席、カウント3-1からクリス・バシット投手のシンカーを完璧に捉えた。打球速度107.8マイル(約173.4キロ)、飛距離417フィート(約127.1メートル)、角度27度の豪快な本塁打をバックスクリーンにかけた。本塁打王争いでは、フィリーズのカイル・シュワーバー外野手に1本差とした。
2023年から3年連続で大台を突破。もっとも、試合後には自らの40号より先に引用したのが、マックス・マンシー内野手とブレイク・スネル投手だった。「4番・三塁」で先発したマンシーは0-0の4回、均衡を破る先制2ランを叩き込んだ。そして、先発したスネルは3四球を出しながらも5回3安打無失点、10奪三振の支配的なピッチングで今季2勝目を挙げた。
マンシーは7月3日(同4日)日に左膝の骨挫傷で10日間の負傷者リスト(IL)入り。最短でも6週間の離脱と見込まれたが、かなり早いペースで調整を続け、8月4日(同5日)に戦線に復帰した。一方のスネルも4月早々に左肩を痛め、約4か月の長期離脱となった。帰ってきた主力が見せた“本来の姿”に、大谷も称賛を送ったのかもしれない。