阿部巨人に現れた“謎の助っ人” 電光掲示板に直撃も豪語「普通じゃないですか?」

1日に入団した育成のフェリス「自分の特長は遠くに飛ばすこと」
■巨人 ー 中日(11日・東京ドーム)
巨人の新外国人、育成のクリスチャン・フェリス外野手が11日、東京ドームで行われる中日戦前の全体練習に参加。フリー打撃で柵越えを連発し、周囲を驚かせた。
身長200センチ、体重127キロの堂々の体格。阿部慎之助監督ら首脳陣が見守る中、左打席から豪快アーチを飛ばした。右翼席後方の電光掲示板に直撃する打球も。「自分の特長は遠くに飛ばすこと。みんなの前で見せられてよかった」と笑顔を浮かべた。
ドミニカ共和国出身の22歳は、1日に巨人と育成契約を結んだばかり。ブルージェイズ傘下1Aでは昨季76試合出場で14本塁打を放ったパワーが何よりの魅力で、打球速度116.2マイル(約187キロ)の弾丸ライナーでアーチをかけたことも。「力があるので、あそこ(電光掲示板)まで飛ばすのは普通じゃないですか? 力があるので飛ばすことはできます」と胸を叩いた。
フリー打撃後には、阿部監督から「外国人選手の場合は特に内角直球や変化球を投げられる。ファームでも練習して打てるように頑張ってください」と声をかけられた。「100%ではないけど、慣れつつあります。日本食も食べられています」という22歳が、驚愕のパワーをアピールしていた。