オリ吉田正が驚愕の19号2ラン! バット折れるも、弾丸ライナーで右翼席へ
高橋光の140キロのフォークに、バットは根元から折れる…
■西武 – オリックス(15日・メットライフ)
オリックスの吉田正尚外野手が、驚愕の本塁打を放った。15日、敵地メットライフドームでの西武戦。1点リードで迎えた3回、西武先発の高橋光成投手にバットを折られながら右翼スタンドへアーチをかけた。
初回に中島の2ランで先制したオリックス。3回に主砲・吉田正に驚異の一発が飛び出した。1死からその中島がこの日2本目となる安打を放って出塁。1死一塁で打席に入った吉田正は1ボール1ストライクからの3球目、高橋光が投じた140キロのフォークを弾き返した。
バットの先で捉えた打球は、弾丸ライナーで右翼方向へと飛んだ。バットは根元が折れ、吉田正の手の中にはグリップの一部だけが残った。だが、打球は勢いを失うことなく飛距離を伸ばすと、そのまま敵地の右翼スタンドまで届いた。バットを折られながらの、驚異の19号2ランに、打たれた高橋光も天を仰いだ。
吉田正は球団を通じて「打ったのはフォークです。少し先だったんですが、しっかりと強く自分のスイングをすることができました。バットが折れてビックリしましたが、なんとか入ってくれてよかったです!」とコメントした。