9失点惨敗…三浦監督が2投手に「らしくなかった」 燕の勢い止められず「苦しい投球に」

DeNA・三浦大輔監督【写真:古川剛伊】
DeNA・三浦大輔監督【写真:古川剛伊】

平良が3回4失点で3敗目、指揮官「スライダーが制球できていなかった」

■ヤクルト 9ー4 DeNA(11日・神宮)

 DeNAは11日、神宮球場で行われたヤクルト戦に4-9で敗れて3連敗を喫した。先発した平良拳太郎投手が3回7安打4失点KOで3敗目。2番手の三嶋一輝投手も相手打線の勢いを止められず、2回4安打5失点と崩れた。三浦大輔監督は両投手に「らしくなかった」とため息を吐いた。

 平良は初回先頭の太田に右前打されると、続く岩田の犠打を処理した山本が悪送球でピンチを広げ、内山の左前適時打で先制を許した。3回には内山に2ラン、村上にソロを浴びた。持ち前の制球力を発揮できなかった右腕について、「平良らしくはなかった。特にスライダーが思うようにコントロールできていなかったですね」と評した。

 三嶋は登板した4回こそ3者凡退だったが、回跨ぎとなった5回に失策も絡んで打者10人の猛攻を浴びた。指揮官は「2イニング目につかまってしまいましたけど、ちょっと本人にとって苦しい投球にさせてしまったかなと申し訳なかったですけど、らしくなかったですね」と唇を噛んだ。

 小川の前に5回まで毎回走者を出しながら7残塁で得点を奪えず。結果的に相手を上回る15安打を放ちながらの敗戦に「走者を出してもう一本というところで向こうにうまく要所要所抑えられた」。それでも「打線がしっかり攻撃できていると思いますし、もう一押し。最後まで誰ひとり諦めずに攻撃できたからこそ、最後まで諦めずに食らいついていけたかなと思います。これを明日に繋げていかないといけないし、繋がると思います」と必死に前を向いた。

(町田利衣 / Rie Machida)

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