大谷翔平、6試合ぶり超低空44号 リーグトップに並ぶ…角度19度の衝撃弾に敵地騒然

44号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
44号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

好相性を誇るクアーズフィールド

【MLB】ロッキーズ ー ドジャース(日本時間20日・デンバー)

 ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地でのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、2回の第2打席で44号を放った。6試合ぶりのアーチで、本塁打数ではカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)と並ぶリーグトップに立った。メジャートップはカル・ローリー捕手(マリナーズ)の47本だ。

 得意の球場で躍動した。3-0で迎えた2回2死、左腕ゴンバーの低めのフォーシムを捉えた。角度19度の強烈なライナーは、低い弾道のまま右中間フェンスを越えた。打球速度115.9マイル(約186.5キロ)、飛距離413フィート(約125.9メートル)の一撃だった。相手右翼手もクッションボールを処理しようとホームに背中を向けたが、打球はフェンス奥のブルペンに着弾した。

 ロッキーズの本拠地、クアーズフィールドは標高が高く、打球が飛びやすい“打者天国”としても知られる。大谷は試合前の時点で同球場で通算18試合で打率.397、6本塁打18打点、OPS1.218の成績を残しており、好相性を誇る。6月には同球場でのカードでは日米通算300号となる27号を放つなど、2本塁打を記録していた。初回の第1打席は三邪飛だった。

 ナ・リーグ西地区優勝へ向け、負けられない戦いが続く。前日18日(同19日)の対戦では大谷は2安打を放ったものの、チームは痛いサヨナラ負けを喫した。大谷の試合前時点の成績は123試合に出場し、打率.285、43本塁打、81打点。また118得点、長打率.621、OPS1.013はいずれもリーグトップの成績を残している。

【実際の映像】強烈なライナーがそのままフェンスを越えた…大谷翔平の超低空44号

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