ド軍指揮官、大谷翔平は「グレートだった」 43号を称賛も…不振の救援陣を「深掘りしないと」

ドジャーズのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】
ドジャーズのデーブ・ロバーツ監督【写真:真柴健】

サヨナラ負け後にロバーツ監督が語った

【MLB】エンゼルス 7ー6 ドジャース(日本時間13日・アナハイム)

 ドジャースは12日(日本時間13日)、敵地でのエンゼルス戦に延長10回にサヨナラ負けを喫した。大谷翔平投手は同点の9回に一時は勝ち越しとなる4試合連続の43号ソロを放ったが、救援陣がリードを守りきれずに痛恨の逆転負けを喫した。

 試合は9回に大谷が勝ち越し弾を放ち、敵地ながら「MVPコール」が発生する最高の盛り上がりを見せたが、その直後にべシアがリードを守れず同点に。この回の途中から登板したカスパリアスはピンチを凌いで同点で切り抜けたが、延長10回にサヨナラ打を浴びた。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷の勝負強い打撃について「グレートだった。打席内容、ファイトする姿勢。貴重な一打だった」と称賛した。しかし、その後の展開に渋い表情。「(サヨナラ負けを避けようと)耐える展開になってしまった。ベン(・カスパリアス)はウォードから三振を奪って、大ピンチを凌ぐいい仕事をしてくれたけど、(10回に先頭の)ムーアがバントを決めて色々と起きてしまった」と淡々と振り返った。

 特に2/3回を投げて1安打3四球と苦しんだべシアについて「ストライクが入らなかった。レンヒーフォに対しては6球連続で速球を投げて、先頭打者の出塁を許した。最近は無失点の登板がないから、私たちは(原因を)深堀しないといけない」と中継ぎ陣の不振を嘆いた。
 
 大谷の価値ある一発が飛び出しながらもチームは3連敗。1ゲーム差でナ・リーグ西地区の2位にいたパドレスは、この日のジャイアンツ戦に勝ち、ついに同率首位に並ばれた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY