大谷退団から2年…エ軍26歳が初の“大台” 覚醒に日本からも祝福殺到「ジーンとくる」

30号本塁打を放ったエンゼルスのジョー・アデル【写真:ロイター】
30号本塁打を放ったエンゼルスのジョー・アデル【写真:ロイター】

エンゼルスのアデルが6年目で初の30号

【MLB】レンジャーズ 7ー3 エンゼルス(日本時間27日・アーリントン)

 エンゼルスのジョー・アデル外野手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたレンジャーズ戦に「4番・右翼」で先発出場。9回の第4打席で30号2ランを放ち、初めて30本の大台に到達した。ドジャース・大谷翔平投手とのプレー経験もある若き主砲に「30本打てる日が来たのは感慨深い」「成長したんだな」と日本のファンも喜んでいる。

 6点リードされた9回、一塁にマイク・トラウト外野手を置いて迎えた最後の打席で、アデルが左翼スタンドに30号2ランを放ちエンゼルス主砲の意地を見せた。8月に入り9本目の一発で、メジャー6年目で初となる30号の大台に乗せた。

 エンゼルス広報部のマット・バーチ氏は自身のX(旧ツイッター)で「今シーズン(エンゼルスで)30本以上打った選手はジョー・アデル外野手とテイラー・ウォード外野手の2人しかいない」と称賛。続けて「エンゼルスのコンビでシーズン30本塁打を同時達成したのは2022年のマイク・トラウト外野手とショウヘイ・オオタニ投手以来だ。そして8月が終了する前に達成したコンビは2015年のマイク・トラウトとアルバート・プホルス以来だ」と、球団記録とともにアデルが達成した30号を紹介した。

 アデルは6月に月間打率.293、11本塁打、19打点を残すも、7月は打率.212、3本塁打と急降下。しかし、直近4試合で4安打2本塁打3打点と、8月後半に入り再び調子を上げてきている。12日(同13日)の本拠地でのドジャース戦ではサヨナラ安打を放ち、エンゼルス時代の先輩・大谷の目の前で成長した姿を見せた。

 自身のこれまでのシーズン本塁打数記録を更新し続けるアデルに、「ジーンとくる」「30発気持ちいい」「超大器晩成型」「急に30号打ったワケじゃないんだから」「この記録は宝です」「すごいぞ泣」「有り余る身体能力が技術へと繋がり始めた」とファンも感慨深けだった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY