打てない24億円男、満塁で三振も「わかっていた」 観客呆然の“.158”に「はぁ…」

5回表、満塁の好機で空三振に倒れたドジャースのマイケル・コンフォート【写真:イワモトアキト】
5回表、満塁の好機で空三振に倒れたドジャースのマイケル・コンフォート【写真:イワモトアキト】

5回に同点に追いつき2死満塁の好機も…コンフォートが三振に倒れた

【MLB】エンゼルス ー ドジャース(日本時間13日・アナハイム)

 ドジャースは12日(日本時間13日)、敵地でのエンゼルス戦に臨んだ。5回は2点差を追い付き、なお2死満塁の好機を作ったものの、マイケル・コンフォート外野手が三振を喫して勝ち越しはならず。「もう我慢の限界だ」「この結果は分かってたよ」と米ファンも半ば“諦め”モードだ。

 やはり1本が出なかった。初回に先制したドジャースだったが、その裏に3点を奪われて逆転を許した。2回に追い付くも、3・4回に失点して3-5で5回を迎えた。しかし2死から連打と押し出し死球で追い付くと、打席にはコンフォートを迎えた。試合前の時点で打率.189、OPS.632と大不振に喘ぐ32歳は、フルカウントからの8球目、高めの速球で空振り三振に終わった。

 一方で、結果を“予感”していた記者やファンも多かった。スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でドジャース番を務めるファビアン・アルダヤ記者は「コンフォートは直近30打数で3安打」と言えば、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番、ジャック・ハリス記者も「マイケル・コンフォートがフルカウントから高めの速球に空振り三振を喫し、この回は終了。これで彼は8月に入ってから30打数3安打となった」と、直近の不振を指摘した。

 もっとも、コンフォートの低迷はこの日に限った話ではない。開幕直後からバッティングが振るわず、1年1700万ドル(約24億4800万円)の好待遇を得ながら打率はほぼ2割を下回り、特に得点圏では打率.158。貴重な勝ち越しの好機を逸し、米ファンも「彼をDFAにしよう」「スイングしないほうがチームの助けになる」「イライラする」「最悪の契約だ」「なぜ彼はまだ打線にいるんだ?」などと、批判の声が寄せられている。

(Full-Count編集部)

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