大谷翔平、松井裕樹撃ち豪快45号 “苦手”左腕から125mの初アーチ…敵地騒然

パドレスとの首位攻防戦で待望の一発
【MLB】ドジャース 8-2 パドレス(日本時間25日・サンディエゴ)
ドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地でのパドレス戦に「1番・指名打者」で出場し、第5打席で松井裕樹投手からナ・リーグトップタイとなる45号ソロを放った。出場4試合ぶりとなる豪快アーチに、敵地のファンがどよめいた。
9回1死走者なしで迎えた第5打席、松井が投じた5球目の94.1マイル(約151.4キロ)のフォーシームを完璧に捉え、右中間スタンドに運んだ。打球速度108.9マイル(約175.3キロ)、飛距離409フィート(約124.7メートル)、角度28度で、打たれた松井も悔しそうな表情を浮かべるほどの一発だった。
21日(同22日)のロッキーズ戦での休養日を経て、パドレスとの首位攻防戦に臨むも2試合連続無安打。3試合目にして待望の安打は豪快なダメ押しの一発となった。前日23日(同24日)のは連続出塁記録も19でストップしたが、初回の第1打席に四球で出塁。第2打席は空振り三振、第3打席は中飛、第4打席は空振り三振だった。宿敵パドレスとの最終戦で、今季初本塁打を見舞った。
本塁打数ではシュワーバー(フィリーズ)に並んでトップタイ。メジャートップのローリー(マリナーズ)に4本差とした。シーズン55発ペースとなっている。
19日(同20日)には角度19度という“超低空”の44号でファンの度肝を抜いた。試合前時点の成績は127試合の出場で打率.280、44本塁打、83打点。また120得点、長打率.616、OPS1.005はいずれもリーグトップの成績を残している。