ド軍テオの“拙守”に米落胆「もっと一生懸命に」 直後に大谷が2失点…絶望の「-7」

大谷は今季最長の5イニング目に登板も途中降板
【MLB】エンゼルス ー ドジャース(日本時間14日・アナハイム)
ドジャース・大谷翔平投手が13日(日本時間14日)、敵地でのエンゼルス戦に「1番・投手兼指名打者」で先発登板。今季最長の5イニング目のマウンドに上がったが、1死から連打を許して途中降板した。ヒットは許したものの、LAファンは右翼テオスカー・ヘルナンデス外野手の“緩慢”守備に肩を落とした。
初回は自らのバットで三塁打を放ち、ベッツの適時打で先制のホームを踏んだ。その裏はマイク・トラウト外野手から三振を奪った。2回はテイラー・ウォード外野手に29号ソロ、犠飛で2失点したが、以降は無失点に封じ、勝利投手の権利がかかった5回のマウンドに上がった。先頭を三振に仕留めたが、ローガン・オハッピー捕手に中前打を浴び、続くブライス・テオドシオ外野手の場面で“不運”が起きた。
カウント2-2と追い込み、最後はスイーパーで打ち取ったかに思われたが、打球はフラフラと上がり右前にポトリ。ピンチが拡大した。もっとも、守備が得意な選手なら捕球できていた可能性もあり、その後に大谷が2点適時打を浴びたことでファンもテオへの批判を寄せた。
「テオは好きだけど、もっと一生懸命にボールを追うべきだ」「ムーキーを右翼に戻さないと……」「今季のテオはずっとこれだ」「怪我が治ってないんじゃないか」「彼に守備は無理だ」などとLAファンも失意を隠せない。
今季のT・ヘルナンデスは5月に左股関節を負傷し、以降は攻守に精彩を欠いている。「ベースボール・サバント」による守備指標「OAA」は-7に沈み、球界下位ワースト5%と低迷。1つのプレーが勝敗を決する世界において、まずは守備で復調なるだろうか。
(Full-Count編集部)