大谷翔平も不満顔…“誤審被害”に「へどが出そうだ」 LA放送局も怒り、勝負を分けた1球

エンゼルス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:イワモトアキト】
エンゼルス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:イワモトアキト】

エンゼルス放送局でも話題

【MLB】エンゼルス 6ー5 ドジャース(日本時間14日・アナハイム)

 ドジャース・大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地でのエンゼルス戦に「1番・投手兼指名打者」で先発。8回の第5打席は見逃し三振に倒れ、判定に不服の表情を見せた。実際、両軍の放送局も球審CB・バックナー氏のジャッジに驚きの様子。「へどが出そうだ」とこき下した。

 大谷は左腕ブロック・バークと対戦し、カウント2-2から外角に投じられた98.7マイル(約158.8キロ)のフォーシームを堂々と見送った。しかし、バックナー球審はワンテンポ遅れてストライクのコール。大谷は「ウォーイ」と叫び、判定に納得できないといった表情を浮かべた。

「ベースボール・サバント」の投球チャートでは、ストライクゾーンを外れており、大谷が堂々と見送ったのも納得な1球。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況スティーブン・ネルソン氏は、大谷が三振に倒れると「99マイル、見逃し三振だ……へどが出そうだ」と厳しく断罪。エンゼルス地元放送局「FanDuel Sports Network」でも、実況のウェイン・ランダッソ氏は驚いた口調で「見逃し三振の判定だ!」、解説のマーク・グビザ氏は「判定まで少し時間がかかりましたね」と疑問を呈した。

 大谷が三振に倒れ、この回3者凡退となったドジャースはその裏、ローガン・オハッピー捕手に痛恨の逆転打を浴びてそのまま敗戦。今季のエンゼルス戦はまさかの6戦6敗に終わり、地区首位の座もパドレスに明け渡した。

(Full-Count編集部)

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