中日・中田翔の現役引退を発表 通算309本塁打、打点王3度も…移籍後は打撃不振に苦しむ

中日・中田翔【写真:矢口亨】
中日・中田翔【写真:矢口亨】

今季は打率.161、2本塁打、4打点

 中日は15日、中田翔内野手が現役引退すると発表した。午後に名古屋市内で記者会見を開く。最近2年間は腰痛の影響で実力を発揮できず、通算309本塁打、1087打点の大砲がバットを置く決断をした。

 14日深夜には自身のインスタグラムを更新。文面はなく、日本ハムのユニホーム姿で札幌ドームのグラウンドに立つ後ろ姿の写真を投稿するという、意味深な内容だった。

 中田は大阪桐蔭高から2007年に高校生ドラフト1巡目で日本ハム入団。2014年、2016年、2020年に3度の打点王を獲得。2021年8月に巨人へ移籍し、2024年からは中日でプレーしていた。だが、昨年は62試合で打率.217、4本塁打、21打点と不本意な結果に終わり、今季も25試合で打率.161、2本塁打、4打点だった。今月7日の阪神戦で1軍に復帰したが、代打で3打数無安打。12日に再び出場選手登録を抹消されていた。

 プロ通算で1783試合に出場し、1579安打、打率.248。NPB通算309本塁打は中村剛也内野手(西武)に次いで現役2位。ベストナイン5回、ゴールデングラブ賞5回の実績を残した。2013年と2017年には侍ジャパンの一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場している。

(Full-Count編集部)

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