ロッテは連敗7でストップ、小島が8回10K 日本ハムが19安打&9得点の猛攻…16日パ結果

5勝目をあげたロッテ・小島和哉【写真:古川剛伊】
5勝目をあげたロッテ・小島和哉【写真:古川剛伊】

エスピノーザは6回1失点も黒星

 パーソル パ・リーグ公式戦は16日、3試合が行われた。西武は京セラドームで行われたオリックス戦に1-0で勝利。ロッテはみずほPayPayドームで行われたソフトバンク戦に7-2で勝利し、連敗を7で止めた。日本ハムは楽天モバイルパークでの楽天戦に9-5で白星を上げた。

 西武先発・與座海人投手は序盤からテンポ良く打者を打ち取り、5回には一死二、三塁のピンチを招いたが切り抜けた。6回まで74球3安打無失点と快投を見せ、約1か月ぶりとなる4勝目を挙げた。打線は3回、2死一、二塁から外崎修汰内野手が適時二塁打を放ち先制。この1点を最後まで守り抜いた。

 救援陣も盤石で、7回はトレイ・ウィンゲンター投手が3者凡退、8回は山田陽翔投手が無死二塁のピンチをしのぎ、9回は平良海馬投手が2死二塁の場面を空振り三振で締めた。敗れたオリックスは先発のアンダーソン・エスピノーザ投手が6回1失点の好投を見せたが、打線が散発5安打無得点に終わった。

 ロッテは初回に藤原恭大外野手の安打と盗塁から西川史礁外野手の適時打で先制。2回には4本の適時打で一挙5得点と主導権を握った。4回にも安田尚憲内野手が適時二塁打を放った。先発の小島和哉投手は2度の無死一、二塁を無失点で切り抜けるなど粘投。6回に山川穂高内野手、8回に野村勇内野手にソロを浴びたが、8回2失点10奪三振の快投で5勝目を挙げた。

 打線は藤原が3安打1打点、西川と安田も2安打を記録した。敗れたソフトバンクは先発・有原航平投手が4回7失点と誤算で、山川が19号を含む3安打、野村も11号を放ったが反撃は及ばなかった。

 日本ハムは2回に万波中正外野手の2点適時二塁打、水野達稀内野手の犠飛で3点を先制。3回には清宮幸太郎内野手の犠飛で加点し、5回には野村佑希内野手と水野の適時打で7-1と突き放した。先発・加藤貴之投手はマイケル・フランコ内野手に2本塁打を浴びながらも6回2失点と粘投し、今季8勝目をマークした。

 9回には水野が4号ソロを放ち計9得点、16安打と爆発した。一方の楽天は先発・内星龍投手が4回途中4失点と崩れ、打線はフランコの2本塁打や9回の反撃で5点を奪ったが、大量失点を覆せなかった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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