カーショーに見えたド軍常勝の理由 首位陥落も焦りゼロ「悪い試合が続いただけ」

先発したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:ロイター】
先発したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:ロイター】

カーショーは6回2安打1失点で7勝目「守備に助けられた部分も大きかった」

【MLB】ドジャース 3ー2 パドレス(日本時間16日・ロサンゼルス)

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手は15日(日本時間16日)、本拠地で行われたパドレスとの首位攻防戦で6回2安打1失点と好投し、7勝目(2敗)を挙げた。「守備に助けられた部分も大きかった。三振が少なく、カウントを作るのが上手。1番から9番まで全力で投げ続ける必要がある。しっかりボールを投げることが大事だった」と振り返った。

 失点は2回にラウレアーノに浴びた左越えソロのみ。先頭打者を出した6回もアラエスを二ゴロ併殺打に仕留め、ピンチの芽をつんだ。74球とテンポの良い投球で3試合連続のクオリティスタート(QS)。「自分の順番が回ってきたらしっかり投げること。それだけだ。自分の役割を果たすことだけを考えている」と頼もしかった。

 試合前までチームは4連敗中。今季最大9ゲーム差を逆転され、4月27日(同28日)以来、108日ぶりの首位陥落していた。ただ、通算219勝を誇るレジェンド左腕は「連敗したからといってチームの本質は変わらない。ただ、悪い試合が続いただけだ」と気にもしない。「もう8月だ。毎日同じ気持ちで臨むことを意識している」。平常心で臨むことが常勝の理由ということか。

 37歳左腕の好投で、パドレスに並んで同率首位に。「これからの6週間は楽しみな戦いになる。パドレスとの試合で地区優勝が決まるわけではないが、結果には影響する。重要なのは毎試合全力を尽くすことだ」。ただただ目の前の試合に集中する。

(Full-Count編集部)

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