藤浪晋太郎、5回1失点も1059日ぶり勝利ならず 降板直後の悲劇…救援が初球を痛恨被弾

2022年9月23日の広島戦以来のNPB勝利はお預け
■中日 ー DeNA(17日・バンテリンドーム)
DeNAの藤浪晋太郎投手は17日、バンテリンドームで行われた中日戦に移籍後発先発。5回5安打1失点1四球5奪三振で降板した。6回に救援投手がわずか1球で同点に追いつかれ移籍後初勝利はお預けとなった。
初回は1死から樋口に安打を許すも後続を断つ立ち上がり。2回に1点を失ったが、4回には1死一、三塁のピンチを遊ゴロ併殺で切り抜けた。
5回も先頭の松葉に安打を許したが、1〜3番を抑え無失点に。5回86球を投げ5安打1失点1四球だった。しかし、6回に登板した中川虎大投手が上林に初球を右翼席に運ばれ同点に。阪神時代の2022年9月23日広島戦(マツダスタジアム)以来、1059日ぶりのレギュラーシーズンでの1軍勝利に期待がかかったが、次戦以降にお預けとなった。
米球界を経て7月にDeNAに加入。ファームでは計3試合に登板。6日の巨人戦(横須賀スタジアム)では4回途中5失点、7四死球を与える乱調だった。
藤浪は降板後、球団を通じて「初登板でしたが、落ち着いて投げられましたし内容はまずまず良かったかなと思います。ただ早いイニングでの交代となり中継ぎに負担をかけてしまいました。しっかり振り返りをして次回チャンスがあれば、長いイニングを投げられるように頑張りたいです」とコメントした。
(Full-Count編集部)