大谷&ジャッジすら凌駕…26歳怪物が「脅威になる」 断トツの「9/20」にファン衝撃

パイレーツのオニール・クルーズ【写真:ロイター】
パイレーツのオニール・クルーズ【写真:ロイター】

「今シーズンの打球初速トップ20」の半数近くを占めた

 26歳の怪物が驚愕の数字を叩き出している。パイレーツのオニール・クルーズ外野手の打球初速が、メジャーリーグの中で突出していることが米データ会社の調べで判明した。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手やドジャースの大谷翔平投手も圧倒する数字で、確実性が上がれば手が付けられない強打者になる可能性がある。

 抜群の身体能力を持ち味に、昨季は主に遊撃手としてレギュラーの座をつかみ、打率.259、21本塁打、76打点、22盗塁の活躍を見せたクルーズ。中堅手を守る今季は18本塁打を放っており、34盗塁はリーグトップだ。

 米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は16日(日本時間17日)、公式X(旧ツイッター)に「今シーズンの打球初速トップ20」を紹介。20位のうち9個をクルーズが占め、ジャッジは2個、大谷は1個にとどまる。

 さらにMLB公式サイトのデータサイト「ベースボール・サバント」によると、16日(同17日午前)時点で、メジャーリーグの平均打球初速はクルーズが96.4マイル(約155.1キロ)でトップ。2位はジャッジの94.8マイル(約152.6キロ)、3位はカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)の94.8マイル(約152.6キロ)、4位は大谷の94.5マイル(約152.1キロ)と、クルーズが突出して高い。なお、クルーズの最大打球初速は122.9マイル(約197.8キロ)となっており、大谷の今季最大の117.9マイル(約189.7キロ)を大きく上回る。

 一方でクルーズは昨季181三振、今季も108試合で145三振、打率.207と粗さが目立つ。とはいえ、ロマンのある数字にSNSでは「クルーズはコンタクト能力と打球を上げることができたら、脅威になる」「クルーズは飛ばし屋だ。奴は粉砕する」「クルーズは半分近い9個を占めている」などのコメントが見られた。

【実際の画像】クルーズ、クルーズ、クルーズ… 大谷以上に目立つ衝撃画像

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