ド軍が緊急補強の26歳、意外な素顔 日本でプレーした祖父は「いつも心の支え」

ドジャース入りしたバディ・ケネディ(写真はブルージェイズ時代)【写真:ロイター】
ドジャース入りしたバディ・ケネディ(写真はブルージェイズ時代)【写真:ロイター】

祖父は1年だけ日本でプレー

 ドジャースは15日(日本時間16日)、バディ・ケネディ内野手を獲得した。負傷者リスト(IL)入りしたマックス・マンシー内野手の穴を埋める活躍が期待されるが、実は日本と意外な接点があった。

 26歳のケネディは12日(同13日)にブルージェイズからDFAとなり、ウェーバーとなったところを獲得。メジャーでは一塁、二塁、三塁を守った経験があり、今季はフィリーズとブルージェイズで計6試合プレー。メジャー通算60試合に出場している。マンシーの負傷者リスト入りを受け、15日(同16日)に即メジャー昇格となった。

 地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」が16日(同17日)に放送したプレゲームショーで、ケネディは試合前に出演。番組の司会を務めるジェリー・ヘアストンJr.氏は「ドジャースへようこそ! あなたの家族について少し聞かせてください。おじいさんがメジャーリーガーだったって大きな噂が広まっているけれど、本当ですか?」と話題を振った。

 ケネディは「それは本当。祖父はドン・マネー。メジャーで16年……フィリーズで5年、ブルワーズで11年プレーした」と返答。さらに「昨日もここに来る飛行機に乗る前に一緒に打撃練習を行った。昔ながらの考えをして、物事をシンプルに捉えている。彼はいつも心の支え。本当にクールだ」と紹介した。

 実は、ケネディの祖父のマネー氏は日本でも1年だけプレーしていた。メジャーで16年プレーした後、1984年に近鉄に入団し、開幕後に29試合で8本塁打、打率.260、OPS.928となかなかの成績を残した。だが、日本野球の環境に適応できず約1か月で退団している。

(Full-Count編集部)

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