甲子園敗戦直後…綴られた言葉が「めちゃ泣ける」 朝から涙続出、地元の後押しが「素敵」

仙台育英ナイン【写真:加治屋友輝】
仙台育英ナイン【写真:加治屋友輝】

SNSに投稿された“地元からの感謝”が注目

 第107回全国高校野球選手権は17日に第12日目が行われ、第1試合で仙台育英(宮城)は沖縄尚学に延長タイブレークの末に3-5で敗れた。試合直後、SNSに投稿された“地元からの感謝”の声が「めちゃ泣ける」「素敵なメッセージ」「地元のこういう応援ほんと心あったかくなる」「朝から泣いた」と感動の声を呼んだ。

 それは、宮城県仙台市にある百貨店「仙台藤崎百貨店」の公式X(旧ツイッター)の投稿。試合が終わった直後の午前10時46分に百貨店の建物の写真を添えて公開された。

 投稿には「最後の最後まで粘り強いプレーをありがとう。仙台・東北の心がひとつになる瞬間をありがとう。最後の打席での涙に、これまでの皆様の計り知れない努力、甲子園に懸けた想いを感じ、胸が熱くなりました。胸を張っておかえりなさい! 仙台の地で待ってます」と文言が綴られていた。

 先発の吉川陽大投手(3年)は先発して延長11回、151球を1人で投げ抜いた。タイブレークの11回に2点を勝ち越されると、最後の打者となった打席で、目元に涙が溢れた姿が映し出されていた。

 2年ぶり31回目の甲子園出場。高校野球の名門校は、今年の夏も、地元・東北に大きな勇気と喜びを与えた。

(Full-Count編集部)

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