和田毅氏が絶賛「素晴らしい」 サッカーなど異競技と合体…鷹の“画期的イベント”が終幕

「ファイト! 九州プロジェクト」と球団誕生20周年記念事業の一環として行った「スポーツキャラバン」
ソフトバンクは17日、みずほPayPayドームで子ども向け交流イベント「九州スポーツキッズキャラバン Supported by ローソン」の最終回を開催した。5月から九州・沖縄9会場で行われてきたキャラバンの締めくくりで、小学生約200人が参加し、グラウンドいっぱいに笑顔が広がった。
アンバサダーを務める和田毅球団統括本部付アドバイザーをはじめ、新垣渚さん、嘉弥真新也さんらジュニアアカデミーのコーチ陣が参加。さらにライジングゼファー福岡の寒竹隼人選手、村上駿斗選手、アビスパ福岡のアカデミーコーチも加わり、子どもたちは野球、サッカー、バスケットボールの初心者向け体験に挑戦した。
本イベントは「ファイト! 九州プロジェクト」および球団誕生20周年記念事業の一環として実施。九州各地を回って野球だけでなくさまざまなスポーツ体験の場を提供してきた。参加者には今宮健太内野手の使用モデルを再現した「オリジナルキッズグローブ」が配布され、イベント終盤にはプレゼントが当たるじゃんけん大会で盛り上がりを見せた。

このみずほPayPayドームでの回をもってキャラバンは閉幕。熊本での開催は悪天候のために中止になったものの、アンバサダーを務めた和田氏は「熊本会場のほとんどのお子さんたちが来てくれたってことを聞いて本当に嬉しく思います。九州全県を回ることができてホッとしていますし、最後を福岡で200人の子どもたちと過ごせたことは本当に良かった。どの会場も子どもたちの元気にパワーをもらいました」と振り返った。
その上で「野球だけでなく、サッカーやバスケットなど九州各地のプロスポーツと連携できたことは大きい。これを機にいろいろな競技と協力しながら新たなイベントにつなげていきたい。素晴らしいイベントだったと思います」と語り「子どもたちには野球だけでなく多くのスポーツに触れてほしい。その中から将来プロを目指す選手が出てきて、あのイベントで一緒に汗を流した子がプロになったと言われる日が来たらうれしい」と期待を込めていた。
(Full-Count編集部)