ド軍の“非情通告”から2日…160km剛腕が見つけた新天地 名門→弱小球団から目指す再起

ドジャースの補強策の煽り、フェルナンデスがナショナルズ傘下3Aへ
ドジャースからDFA(40人枠から外す措置)を受けたフリアン・フェルナンデス投手が17日(日本時間18日)、ナショナルズにウエーバーで獲得されたと発表された。主力内野手の穴埋めが絡む補強策の煽りを受けた右腕は、新天地でのマイナーから再出発を期す形となった。
ドジャースは15日(同16日)、マックス・マンシー内野手の負傷者リスト入りに伴いバディ・ケネディ内野手をブルージェイズから獲得。40人枠を空けるため、フェルナンデスをDFAとした。その2日後の17日(同18日)、今度はナショナルズがウエーバーでフェルナンデスを獲得し、3Aロチェスターへオプション降格させた。
フェルナンデスは今季、7月7日(同8日)のブルワーズ戦で1試合のみリリーフで登板。2回を投げて防御率9.00という成績に終わっていた。メジャーデビューは2021年で、当時はロッキーズに所属し、同シーズンは6登板で防御率10.80だった。
地元放送局「MASNスポーツ」のナショナルズ番マーク・ザッカーマン記者によると、現状ではナショナルズの救援陣に今後すぐ加わるのではないかと予想されている。最速160キロを超すフォーシームとチェンジアップの2球種で勝負する29歳の右腕にとって、再起が注目される。
(Full-Count編集部)