悩める25億円男…ド軍監督は「長らく辛抱しない」 PSキーマンへ迫る“期限”

ドジャースのマイケル・コンフォート【写真:ロイター】
ドジャースのマイケル・コンフォート【写真:ロイター】

コンフォートについてロバーツ監督「直近を見るとかなり前進した」

 ドジャースのマイケル・コンフォート外野手が苦しいシーズンを送っている。昨オフにジャイアンツからFAとなり、1年1700万ドル(約25億1300万円)で加入した32歳は、ここまで108試合で打率.191、9本塁打、27打点。デーブ・ロバーツ監督は変わらぬ信頼を口にしつつも「長らくは辛抱しない」と今後の見通しを語った。

「ファウル・テリトリーTV」が放送する米ポッドキャスト番組「ドジャース・テリトリー」に出演した指揮官は、司会を務めるクリント・パシラス氏から「コンフォートは今シーズン絶不調です。あなたも、彼自身も活躍に期待していましたが……。辛抱強さが報われることを期待していると思います。彼は、ポストシーズンのキーマンですか?」と聞かれると、ゆっくりと口を開いた。

「とても妥当な質問だ。今後の成り行き次第。正直言って、それはマイケル次第。成績や最近の調子を考慮する。あと考えないといけないのは『(コンフォートを起用しない場合)代案はどうするのか?』ということ。出塁率は全く問題ない」

 さらに「対右投手で(コンフォートを)上回る選択肢はないと思う。対左投手でも何回か起用した。先日はマツイ相手に立たせて、レフト前ヒットを打った」と変わらぬ期待を口にした。また「直近のシリーズを見ると、かなり前進したように思える。様子を見よう。でも、長らくは辛抱しない。一方で、その場合、『対右投手で彼を上回る代案はいるのか?』と、問わないといけない。現時点で、私はマイケルに賭けている」と祈るように話した。

「彼が10月男になってくれることを期待している。彼、キケ(E・ヘルナンデス)、コールが好調であれば、ポストシーズンに向けて左翼手は最高潮になるからだ」とロバーツ監督。2年連続ワールドシリーズ制覇へ、コンフォートの復調は必要不可欠な要素となる。

(Full-Count編集部)

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