投手にバット投げつけ退場 激怒の元有望株が出場停止処分&罰金…MLB機構が発表

マイナーの試合で退場となっていた
MLB機構は19日(日本時間20日)、マリナーズのビクター・ロブレス外野手に10試合の出場停止と、金額非公開の罰金処分を課したと発表した。
マリナーズ傘下3Aタコマでリハビリ出場していたロブレスは17日(同18日)、アスレチック傘下3Aラスべガス戦で、胸元付近の一球に激高。投手に向かってバットを投げつけ、乱闘寸前の騒ぎとなっていた。
28歳のロブレスは2017年から3年連続でナショナルズの有望株ランキングで1位。MLB全体でも屈指の有望株だった。2019年には中堅のレギュラーとして155試合で打率.255、17本塁打を記録した。2024年にはDFA(事実上の戦力外)となり、マリナーズに加入していた。
今季は左肩の脱臼で4月7日(同8日)に10日間の故障者リスト(IL)入り。23日(同24日)には60日間に移行された。8月12日(同13日)からは3Aタコマでメジャー復帰へ試合に出場していた。
12日(同13日)からラスベガスとの試合が続いていたが、復帰初戦で2死球、13日(同14日)の試合でも死球を受けていた。その後は打席でホームベースから大きく外れた位置で構える場面もあった。18日(同19日)の試合ではそのイライラが爆発したか、投手にバットを投げつけて退場となっていた。
出場停止はアクティブロースターに復帰してから適用される予定。ロブレスは不服として控訴している。