大谷翔平を指揮官が評価「いい光景」 月間打率.397で感じた“変化”「修正する選手は好き」

試合前取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:上野明洸】
試合前取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:上野明洸】

ロバーツ監督が称えた、大谷が追い込まれてから見せる打撃

【MLB】ロッキーズ ー ドジャース(日本時間20日・デンバー)

 ドジャースは19日(日本時間20日)、敵地でロッキーズと対戦する。3試合連続安打中の大谷翔平投手は「1番・指名打者」で先発出場。試合前、デーブ・ロバーツ監督は「2ストライクになった時、ライナー性の打球やヒットが多い」とここ最近の大谷の打撃を評価した。

 10日(同11日)のブルージェイズ戦後から2ストライクを取られてからのアプローチに変化があることに触れると「いい修正だ。2ストライクになったら修正する選手は好きだ。グッド」と追い込まれてから安打性の打球が多いことに指揮官も手応えを感じていた。

 調子が良いときの大谷に戻ってきたかという記者の質問には「イエス。とてもいい光景だ。(打者)有利のカウントになったら長打が打てて、2ストライクになったらコンパクトにしてヒットを打てれば、完璧な打者だ」と語り、試合前時点で8月の打率.397と好調の秘訣について見解を述べた。

 標高が高く“打者天国”と呼ばれるクアーズフィールドでの4連戦カード2戦目。大谷は同球場では、通算18試合で打率.397、6本塁打18打点、OPS1.218を記録。対ロッキーズ戦では33試合で打率.392、13本塁打33打点、OPS1.238を記録している。

 6月の同球場でのカードでは日米通算300号となる27号を放つなど、2本塁打を記録し好相性。43本で並んでいたフィリーズのカイル・シュワーバー外野手が、19日(同20日)のマリナーズ戦で本塁打争いトップに立つ44号を放っただけに、大谷の6試合ぶりの一発にも期待が高まっている。

(Full-Count編集部)

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