巨人・阿部監督、復活弾の岡本に「いるだけで落ち着く」 113日ぶり一発に「大きな存在」

DeNA戦で指揮を執った巨人・阿部慎之助監督【写真:イワモトアキト】
DeNA戦で指揮を執った巨人・阿部慎之助監督【写真:イワモトアキト】

復帰6試合目の岡本が放った先制弾を指揮官称賛

■巨人 8ー1 DeNA(22日・東京ドーム)

 巨人の岡本和真内野手は22日、DeNA戦(東京ドーム)に「4番・三塁」で先発出場し、3回に先制9号ソロを放った。右肘負傷から復帰6戦24打席目で生まれた待望の一発。チームは快勝し、阿部慎之助監督は「思ったよりギリギリだったんですけど入ってくれて。とにかく先制点を取れて、いい本塁打になりましたね。復帰していい形でやってくれている。いなかった分、もっと打ってくれたら嬉しいなと思います」と語った。

 お目覚めの一発は3回2死だった。右腕ジャクソンのスライダーを捉え、左翼スタンド最前列へ運んだ。9号ソロは5月1日の広島戦(東京ドーム)以来113日ぶり。8年連続の2桁本塁打へ王手をかけた。「いるだけでチームが落ち着く。どっしり構えられる。それぐらい大きな存在なんですよ。本塁打は大きいですし、それで点が入ると楽。なかなか繋いで繋いでは難しい。効果的な本塁打は相手にダメージを与えられる。そういうものだと思っています」と岡本の存在の大きさに触れた。

 6回には甲斐の左中間3点二塁打、泉口の左翼線適時二塁打で4得点。7回にはリチャードの右中間7号3ランでダメ押した。リチャードは19日のヤクルト戦(神宮)から4戦3発、12打点の大暴れだ。阿部監督は「振ったら何かある。どんどん振らせている。続けてほしいなと思います」と語った。

 先発の横川は5回4安打無失点と好投し今季初勝利。チームは昨年のクライマックスシリーズ・ファイナルステージで敗れたDeNAに13勝5敗1分で今シーズンの勝ち越しを決めた。「とにかく勝つしかないので頑張ります」と気持ちを引き締めていた。

(Full-Count編集部)

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