大谷には「申し訳ないですけど…」 ダルビッシュが貫禄投球「一辺倒で行くのは無理」

安打はフリーランドに浴びたソロのみ
【MLB】パドレス 2ー1 ドジャース(日本時間23日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手は22日(日本時間23日)、本拠地でのドジャース戦で6回1安打2四死球、1失点の好投を披露。3勝目(3敗)をマークし、「結果的にも、内容的にも良かった」とうなずいた。
大谷との対戦では初回、6球目のスライダーを打って一ゴロ。5球種を投じて抑えにかかった。3回の第2打席では初球のカットボールを捉られるも右直に抑えた。6回1死で迎えた第3打席はスプリットを3連投、カーブを3連投する配球で、結果的には四球となった。
それでも続くベッツを併殺打に打ち取り、6回を投げ切って降板。大谷との対戦については「先週も対戦してますし。ただでさえ3打席目は難しいですから。考えながら。3打席目は四球でもいいという配球を。申し訳ないですけど、大谷くんには。そうしました」と振り返った。
第1打席からスイーパー、シンカー、スプリット、フォーシーム、スライダーと多彩な球種を投げ込んだ。「大谷くんは目がいいですし、1回見た球は覚えている。1回のウォーミングアップの時は僕が投げる球に合わせてタイミングをとるのを見ていた。一辺倒で行くのは無理ですし」と話した。
先週の敵地でのドジャース戦では3連敗。「初戦勝てたのはみんなホッとしていると思う」。39歳になり2度目の登板となったダルビッシュが、首位攻防戦で貫禄の投球を見せた。
(Full-Count編集部)