新庄監督が万歳、日ハムが延長サヨナラ勝ち 鷹に3連勝→0.5差に肉薄

奈良間が劇的なサヨナラ打
■日本ハム 1ー0 ソフトバンク(24日・エスコンフィールド)
日本ハムは24日、ソフトバンクとの首位攻防戦(エスコンフィールド)でサヨナラ勝ち。3連勝を飾り、首位のソフトバンクに0.5ゲーム差に迫った。
劇的な勝利だった。延長10回1死満塁、途中出場の奈良間が中前へしぶとく破った。新庄監督はベンチを飛び出して万歳。殊勲のヒーローとハグを交わした。
伊藤大海とモイネロの投手戦だった。伊藤が9回11奪三振7安打無失点。129球の熱投を見せれば、モイネロも8回6奪三振5安打無失点。両軍無得点のまま延長戦に入った。2番手・上原が延長10回1死二塁のピンチをしのぐと、直後の攻撃で打線が奮起。本拠地のファンは大盛り上がりだった。
新庄監督のタクトが光った。近藤健介に対して3回2死二塁、8回2死二塁、延長10回2死二塁で3度の申告敬遠を選択。4番・山川穂高との勝負を選んだが、ことごとく打ち取った。執念が実った。
日本ハムは26日から西武3連戦(ベルーナドーム)。ソフトバンクは楽天2連戦(弘前、秋田)に臨む。なお、両軍の直接対決は残り3試合となっている。