佐藤輝明は「不調だったんじゃ…」 お目覚め“完璧弾”に他球団ファン戦々恐々「やばい」

10日ヤクルト戦以来の32号
■ヤクルト ー 阪神(24日・神宮)
復活アーチに安堵が広がった。阪神・佐藤輝明内野手が24日、神宮でのヤクルト戦に「4番・三塁」で先発出場。4回に今季32号となるソロを放った。直近17打席連続ノーヒットと不調に陥っていたが、払拭する完璧な一発。「流石にカッコ良すぎる」「えっぐ」と虎党は大歓声を上げた。
打った瞬間の一発だった。1-0で迎えた4回、先頭で打席を迎えると、奥川恭伸投手の初球スライダーを振り抜いた。凄まじい音が鳴り響き、タイガースファンも確信。大きな弧を描いた打球は右翼席へ着弾した。
10日ヤクルト戦で31号を放ったが、その後8試合連続ノーアーチとまさかの不振に陥った。直近でも17打席連続無安打、前日の同カードは5打数無安打4三振だった。状態を心配するファンの声も少なくない中、ついに飛び出した一発に「めーっちゃくちゃ気持ちのいい当たり」「NPBで最も華がある選手」「不調だったんじゃないんか」「不調でも放り込めるのが今年のサトテルの強みすなぁ」「サトテル復活か」とコメントが寄せられた。
本塁打王レースでは、2位の森下翔太外野手(18本)に大差をつけてリード。阪神では1986年のランディ・バース以来となるタイトル獲得も期待される。果たしてこの一発で、さらにアーチ量産となるだろうか。