大谷45号より…“No.1”に選ばれた山本由伸 試合中の一瞬、米ファンが添えたイジリ

山本は6回2安打2失点、3四球7奪三振で11勝目
【MLB】ドジャース 8-2 パドレス(日本時間25日・サンディエゴ)
ドジャースは24日(日本時間25日)、敵地でのパドレス戦に8-2で勝利した。先発の山本由伸投手が6回2失点で11勝目、相棒のダルトン・ラッシング捕手が勝ち越し3ラン、大谷翔平投手が45号を放つなど、投打の主役たちが躍動。そんな中、球団公式が“最高の1枚”に挙げたのは、エースの雄叫びだった。
山本は2回まで無失点に封じるも、3回に9番のディアスに逆転2ランを浴びた。打たれた瞬間、悔しさから叫び声を上げた。それでも以降はピンチを凌ぎ、6回2死一塁の場面ではボガーツを空振り三振。その瞬間、今日イチの咆哮を見せた。6回2安打2失点、3四球7奪三振の力投だった。
この試合では、山本の投球の他、フレディ・フリーマン内野手の2本塁打、2-2の7回に飛び出したラッシングの3ラン、大谷の45号など見どころが多いプレーばかりだった。ドジャースといえば、勝利後に「ダイソーが提供する今日の試合のベストショット」として、試合中の“1枚”を投稿するのがお決まりだが、この日選ばれたのは、山本が雄叫びを上げた場面だった。
試合に懸ける思いがカメラ越しにも伝わる1枚に米ファンも感動したようだ。「何て写真なの」「グレートだ」「ヨシ!!!」といった声だけでなく、ライオンの絵文字を添えるファンも多数いた。

山本といえば、昨年のワールドシリーズ第2戦後、大谷が口を大きく開ける子どもライオンの写真と山本の比較画像を投稿して話題を呼び、その後も大谷やチームメート、ファンからも何度もイジられている。今回も“あの時”を彷彿とさせる瞬間だったようだ。