マ軍ローリーがメジャー最速50号…ついにジャッジと10本差 2戦連発、MLB史上初の記録も

マリナーズのカル・ローリー【写真:ロイター】
マリナーズのカル・ローリー【写真:ロイター】

自身の捕手歴代最多HR記録を更新する50号

【MLB】マリナーズ ー パドレス(日本時間26日・シアトル)

 マリナーズのカル・ローリー捕手が25日(日本時間26日)、本拠地のパドレス戦に「2番・指名打者」で出場し、第1打席で50号を放った。前日のアスレチックス戦で2打席連続の48号、49号を放っており、2試合連続の一発で大台に到達した。

 初回1死で迎えた打席、相手先発シアーズの8球目のストレートを捉えると打球は左中間スタンドへ。打球速度107.2マイル(約172.5キロ)、飛距離419フィート(約127.7メートル)、打球角度30度の一発に本拠地は騒然となった。

 24日(同25日)の2打席連発で49号となり、2021年にサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)が記録した捕手による最多本塁打記録を更新したが、この日の一発で自身の記録をさらに塗り替えた。また、シーズン50発は球団史上2人目の快挙となった。

 米データ分析会社「OptaSTATS」によると、ローリーはMLB史上初めて、9月前に50本以上の本塁打を記録したスイッチヒッター。今季数々の記録を残す28歳がまた一つ、新たな記録を刻んだ。

 これでア・リーグの本塁打王争いでは2位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に10本差をつけて独走。ミッキー・マントルが1961年に記録したスイッチヒッターのシーズン記録となる54本塁打まであと4本とした。

(Full-Count編集部)

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