シュワーバーがリーグ最速50号…大谷翔平を突き放し2本差 1試合4発から11試合ぶりアーチ

4本塁打9打点の大爆発以来の一発
【MLB】フィリーズ ー メッツ(日本時間10日・フィラデルフィア)
フィリーズのカイル・シュワーバー外野手が9日(日本時間10日)、本拠地・メッツ戦に「2番・指名打者」で出場。8月28日(同29日)の1試合4本塁打以来、11試合ぶりの一発となる50号3ランを放った。
9月初アーチで自身初の大台に乗せた。7回2死一、二塁の第4打席でヘーゲンマンのカッターを捉えた。右翼席へ打球速度110.4マイル(約177.7キロ)、飛距離437フィート(約133.2メートル)、角度24度の一発。11試合ぶりアーチで大谷翔平投手と2本差とした。
自身初の50号はリーグ最速到達。メジャー全体でもア・リーグトップのカル・ローリー捕手(マリナーズ)の53本についで2位。フィリーズでは58本を放った2006年のライアン・ハワード以来、史上2人目の大台だった。
今季、8月28日(同29日)の敵地・ブレーブス戦ではMLB史上21人目の1試合4本塁打という固め打ちで、一気に数字を伸ばした。9打点も球団新記録だった。同日の試合前まで45号で並んでいた大谷を一気に突き放していた。