佐藤輝明に“お手上げ”「なんでこれがレフトスタンドに…」 衝撃弾にポカン「変態HR」

34本塁打と82打点でセ・リーグ2冠
■巨人 4ー3 阪神(29日・甲子園)
阪神・佐藤輝明内野手が29日、甲子園で行われた巨人戦に「4番・三塁」で先発出場。本塁打王レースを独走する今季34号を放った。逆方向に運んだ一発に「なんでこれがレフトスタンドに入るん」「こんな打ち方で」とファンも“ドン引き”している。
阪神1-4とリードを許して8回の攻撃へ。1死から森下翔太外野手が大勢投手の変化球を左翼ポール際に運んで1点を返すと、佐藤輝が打席に向かった。カウント1-2からの4球目、低めの154キロをなぎ払うようにスイングすると、打球は甲子園の夜空を切り裂き、左中間スタンドに着弾。大歓声が湧き起こった。
衝撃の一発にファンも驚きを隠せず、「これで入るんまじか」「甲子園で逆方向って……」「こんなん下手したらショートフライの打球やん」「こんな打ち方でよく逆方向に放り込めるな」「ガチの変態ホームランやん」とどよめきが広がった。
惜しくも1点差で敗れたが、試合を終えて34号は2位の森下に15本差をつけて独走態勢。82打点もセ・リーグ1位に立っている。阪神では1986年のランディ・バース以来となる本塁打王も視界良好だ。