小久保監督「きょうの負けは痛い」 一言で会見切り上げ…4-1から痛恨の敗戦

ベンチから戦況を見守るソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:小池義弘】
ベンチから戦況を見守るソフトバンク・小久保裕紀監督【写真:小池義弘】

先発の有原は5回まで1失点と好投も6回に崩れた

■ロッテ 6ー4 ソフトバンク(30日・ZOZOマリン)

 ソフトバンクは30日、ZOZOマリンで行われたロッテ戦に4-6で逆転負けを喫した。4-1と中盤までリードしながらの痛恨の敗戦。試合後、小久保監督は「きょうの負けは痛い」と“一言”で会見を切り上げた。

 初回に牧原大成内野手の中前打で幸先良く先制し、3回には佐藤直樹外野手の一発などで2点を加えた。先発の有原航平投手は4回に1点を返されるも、直後の5回に牧原が再び適時打を放ち、4-1と優位に進めた。しかし、6回に悪夢が待っていた。

 有原は四球と連打で満塁のピンチを招くと、藤岡裕大内野手の適時打、安田尚憲内野手の併殺崩れの間に2点を失った。さらに寺地隆成捕手の中前打で同点を許した。ここでも続投したが、流れは完全にロッテへ。続く小川龍成内野手に勝ち越し打を浴び、大逆転劇にZOZOマリンは揺れた。8回にも追加点を許し、ソフトバンクは4-6で敗れた。

 この日はデーゲームで首位争いを演じている日本ハムが楽天に敗れており、ソフトバンクとしては差を広げるには絶好の機会だった。それだけに小久保監督も試合後、「一言だけでいいですか」とし「きょうの負けは痛いです」と報道陣に告げて球場を後にした。

(Full-Count編集部)

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