ド軍をたった2週間で退団 打率.059の“戦力外”男…7試合出場後に待っていた現実

ケネディは7試合に出場して17打数1安打の打率.059の成績だった
ドジャースから25日(日本時間26日)にDFA(40人枠から外す措置)となっていたバディ・ケネディ内野手が、FAとなった。球団の公示ページで28日(同29日)に明かされた。26歳のケネディは12日(同13日)にブルージェイズからDFAとなり、15日(同16日)にドジャースが獲得したばかりだった。
ケネディはエンリケ・ヘルナンデス外野手が負傷者リストから復帰したことに伴い、ロースターに空きを作るためにDFAとなっていた。通算212本塁打で、2年2400万ドル(約35億2800万円)で契約中のマックス・マンシー内野手の負傷者リスト入りを受け、ドジャース加入後に即日メジャー昇格していたが、結果を残せずわずか2週間も経たずに退団となった。
米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によれば「ケネディはドジャースからマイナーに所有権が移った後に、FAを選択した」とされている。ケネディはドジャース加入後は7試合に出場して17打数1安打の打率.059の成績だった。
さらに記事では「今季フィリーズとブルージェイズ傘下3Aでは77試合出場、打率.268、出塁率.372、長打率.408の堅実な数字を残していた」と紹介。マイナーでは一定の数字を残しながらも、メジャーの壁にはじき返される結果に。ドジャースで今季3球団目となったが、居場所を見つけられなかった。
ケネディは今後、他の契約を探すことになる。記事では、今年のポストシーズンロ―スター登録資格を得るためには米国東部時間の午後11時59分までに40人枠に入る必要があると指摘した上で、プレーオフのロースターに入る可能性は低いとした。ドジャースで爪痕を残せなかった26歳の内野手は、どんな道を辿るだろうか。
(Full-Count編集部)