ド軍を襲った“10/30”の悲劇「幻なのが敗因」 7度目屈辱に落胆広がる「思わず叫んだわ」

ドジャースは今季7度目の完封負け
【MLB】Dバックス 3ー0 ドジャース(日本時間30日・ロサンゼルス)
ドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に0-3で今季7度目の完封負けを喫した。もっとも、試合を振り出しに戻すチャンスはあった。6回にウィル・スミス捕手が放った特大飛球は、メジャー30球場のうち10球場ではスタンドイン。「思わず叫んだわ」「惜しかった」と落胆が広がった。
相手先発のザック・ギャレン投手を打ち崩せず、5回までにヒットは大谷翔平投手の内野安打のみ。それでも0-3の6回は2死からムーキー・ベッツ内野手のフェンス直撃打、フレディ・フリーマン内野手の四球の好機を作り、スミスが打席に。カウント2-1からの4球目、甘く入ったスライダーを振り抜き、強烈な打球が左中間に飛んだ。
場内は大歓声が起き、総立ちとなって“同点弾”を見守ったが、左翼のルルデス・グリエルJr.がウオーニングトラックで捕球。ため息が漏れた。MLB公式の「ベースボール・サバント」によると、スミスの特大飛球はパドレス本拠地のペトコパークやアストロズ本拠地のダンキンパークなど、計10球場では本塁打になる打球だった。
結局、スミスの特大飛球を放って以降はチャンスというチャンスなく、ダイヤモンドバックス投手陣の前に完封負けとなった。試合後のドジャース放送局でもスミスの打球は話題を集め、SNS上でも「いったと思ったのに……」「見せ場はスミスのホームラン未遂くらい」「スミスのあの大飛球が入ってれば……」「スミスのホームランが幻なのが敗因」と、肩を落とすファンが続出した。
(Full-Count編集部)