佐藤輝明、打席で“諦め”→まさかの二塁打に仰天 甲子園大歓声、衝撃の一打

右翼の中山礼都が捕球できずにエンタイトルツーベース
■阪神 ー 巨人(31日・甲子園)
驚きの一打が生まれた。阪神・佐藤輝明内野手は31日、甲子園で行われた巨人戦に「4番・三塁」で先発出場。7回の打席で打ち上げた打球はファウルと思ったのか、諦めたような表情を浮かべて一度打席を外した。しかし、風の影響でエンタイトルツーベースに。目を丸くしながら二塁へ到達した。
阪神は先制するも、7回に逆転を許して1-3で裏の攻撃を迎えた。近本光司外野手の二塁打から連打で勝ち越しに成功すると、佐藤輝に打席が回った。中川皓太投手の初球シュートを振り抜くと、打った瞬間に下を向き、すぐに打席を外した。その直後だった。
高々と舞い上がった打球が風で押し戻され、右翼の中山礼都内野手があたふたとした。インフィールドに戻った打球を捕球できず、そのままワンバウンド後に右翼フェンスを越えてエンタイトル二塁打になった。甲子園に詰めかけたタイガースファンは大歓声を上げた。
(Full-Count編集部)