金属フェンス激突で流血→負傷交代…エ軍同僚の怒り爆発「こんな馬鹿げたことない」

エ軍左翼ウォードが金属製フェンスに激突、負傷交代となった
■エンゼルス 3ー0 アストロズ(1日・ヒューストン)
エンゼルスのテイラー・ウォード外野手は8月31日(日本時間9月1日)、敵地のアストロズ戦で「4番・左翼」で先発出場したが、負傷交代となった。8回1死、ラモン・ウリアスの飛球を取ろうとした際に左翼後方のスコアボードに激突。カートで運び出されて退場となった。
慣れない敵地での守備が災いした。左翼・ウォードは左翼フェンスに設置された他球場の試合経過を表示するスコアボードに激突。当たりどころが悪かった。負傷した箇所をタオルで覆ったまま退場。クリスチャン・ムーアと交代となった。モンゴメリー監督代行によると、右目の上を切ったという。
「5番・中堅」で先発出場していた同僚のジョー・アデルは、怒り心頭だったようだ。オレンジカウンティ・レジスター紙のジェフ・フレッチャー記者は自身のX(旧ツイッター)で、アデルのコメントを投稿。アデルはウォードのプレーについて「やるべきことをやっていた。アグレッシブに攻めていた」と振り返り、「野球場のフィールドに、他球場の試合経過を表示する金属製のスコアボードなんてあるべきじゃない。ここはメジャーリーグなんだよ。こんな馬鹿げたことはない」と強く訴えた。
31歳は今季134試合で打率.228ながら自己最高の30本塁打、94打点をマーク。キャリアハイのシーズンを送っていただけに、ここで負傷離脱となれば悔やまれる。SNS上には「金属フェンスを撤去しよう」「ヒューストン、ちゃんと対応しろよ!」「ひどいな。MLB早く直せよ」「もっと注意を払いなさい」「彼の無事を祈るけど、外野手なら周囲に注意を払う必要があることをわかっていなければならない」などと賛否両論、多くのコメントが寄せられている。