“大谷超え”1125億円男が衝撃の「116」 完全復活へ…逆転MVPへ猛追「いよいよ来た」

8月は復調、9月も好スタート
【MLB】メッツ 10ー8 タイガース(日本時間2日・デトロイト)
スポーツ史上最高額の契約を手にした男に、ついに目覚め時が訪れたか。メッツのフアン・ソト外野手が1日(日本時間2日)に敵地で行われたタイガース戦で36号満塁弾を放つなど、2安打6打点の大暴れ。ドジャースの大谷翔平投手を上回る15年総額7億6500万ドル(約1125億円)の大型契約を結んだ大砲は、シーズン終盤に向けて逆襲の狼煙を上げている。
シーズン序盤は好不調の波が激しく、前半戦は打率.262、23本塁打、OPS.905の好成績で折り返し。“史上最高額”に見合った活躍ではないと批判を浴びてきた。だが、8月は打率.277、10本塁打、OPS1.009と復調。9月の初戦から、36号満塁弾に加え、2点適時三塁打で計6打点。さらに2四球を選ぶなど、いきなり大暴れとなった。
今季ここまで打率.257ながらも持ち前の選球眼は健在で、111四球を選び出塁率.397、OPS.915としている。MLB公式のサラ・ラングス記者は「27歳になる前に、少なくとも1本塁打と1四球を両方記録した最多試合数」という記録を紹介。ソトは116試合で、ミッキー・マントルの115試合、ジミー・フォックスの114試合を上回り、歴代トップの記録となった。
ようやく見えてきた大爆発の兆しに、SNSでは「なんだかんだで成績残してる」「ここにきての復調は大きい」「ここに来てソトがめっちゃ上がって来た」「ソトすごくないか? MVPあるぞこれ」「得点も大谷を追い上げてるし、OPSも上がってるし、出塁率もトップを捉えてる」「グレート!」「さすがだ」「MVPレベルの活躍が「116」など、期待が高まってきた。終盤からポストシーズンに向け、鍵を握る存在となるのは間違いなさそうだ。
(Full-Count編集部)