ド軍監督、佐々木朗希に苦言「もっといい活躍を期待していた」 見えぬMLB復帰、3Aで防御率7点台

ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】
ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】

3Aでは今季4先発して0勝2敗、防御率7.07

【MLB】パイレーツ ー ドジャース(日本時間4日・ピッツバーグ)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が3日(日本時間4日)、敵地でのパイレーツ戦前に取材に応じ、前日に3Aで先発登板した佐々木朗希投手について言及。「間違いなく才能はある。でも球速がでていない。球速が向上する必要がある」と“苦言”を呈した。

 佐々木は3Aオクラホマシティの一員として、3Aシュガーランド戦に先発するも、初回に2本の2ランを許す立ち上がりとなった。それでも、2回以降は立て直し、予定の5回を投げきった。3Aでは今季4先発して0勝2敗、防御率7.07となっている。

 今季メジャーに移籍した佐々木は8先発して1勝1敗、防御率4.72を記録していたが、5月13日(同14日)に右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入り。8月14日(同15日)に3Aで97日ぶりに実戦登板を果たしたが、なかなか球速が上がらず、本調子とはほど遠い出来となっている。

 ロバーツ監督は「正直言ってわからない。5イニング投げられたのはよかったけど……投手コーチ陣からの報告によると、球は良いけど、まだ(球速が)上がる余地がある。でも、(今後の)プランについてはどう回答していいかわからない」と、まだメジャーの復帰の道は見えていないとした。

 佐々木に関しては「間違いなく才能はある」としながらも、3Aでも厳しい数字が並ぶ現状。ロバーツ監督は「相手は3Aの打者なので、もっといい活躍を期待していた。今はペナントレースの最中だから、要求は高い。なので私たちの元で投げるのであれば、(改善することを)しきりに催促するし、(マイナーでは)圧倒的な活躍が必要だ。今はそういうレベル(を求めている)」と厳しい口調で話した。

(Full-Count編集部)

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